五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

荒川静香が金メダル

 リアルタイムでは見逃してしまいました(つД`)

○静香、逆転で悲願の金!/フィギュア

http://torino2006.nikkansports.com/figure/f-ol-tp3-060224-0008.html

 あーあ、これでまたもJOCに猛省を促す機会を逸失してしまいましたね(;´Д`)
 今回の金メダルフィーバーがトリノオリンピック閉会まで持ち越されるのは間違いありませんから、今までは惨敗ムードだったJOCも祝賀ムードでの大団円です。荒川静香の金メダルが持て囃されている内に、どうして今大会も「メダル確実」と言われていた競技で日本が惨敗したのかという反省は忘れられ、日本選手団の根本的な意識改革は図られません。そして、2010年のバンクーバーオリンピックでもまたぞろ惨敗を繰り返すのです。今度こそ、メダルゼロどころか入賞ゼロの危険性がありますね。
 それにしても、今回の金メダルで日本スケート連盟はさぞかし胸を撫で下ろしている事でしょう。もし、トリノオリンピックで金メダルが取れなければ、間違いなくオリンピックでの年齢制限に賛成するという世紀の失策誰かが詰め腹を切らされる*1所でしたが、浅田真央の代わりに荒川静香が金メダルを獲って一件落着です。とはいえ、今回の結果を受けて国際スケート連盟は必ずやフィギュアスケートのルール改訂に乗り出す事でしょうから、日本スケート連盟はまだまだ油断なりません。今回の年齢制限のように、改訂時ではなくその後にジワリジワリと効いてくる埋伏の毒を仕掛けられる危険性もあるのですから、ルール改訂の議論では慎重の上に慎重を重ねるべきでしょう。別に、私自身は日本選手がどうなろうと知った事ではありませんが、少なくとも日本スケート連盟は日本選手が有利になるようにルール改訂を進める使命があるというべきです。一応、国から補助金をもらっているんですからね。

*1:城田憲子フィギュア強化部長が特例措置を要望しなかったのは、失策でも何でもありません。日本スケート連盟として年齢制限に賛成してしまった以上、それには従うべきでしょう。