五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

大手プロバイダーに対するステレオタイプ

 そういえば、NIFTY-Serveはサービスを終了しましたね。

@nifty=老舗……大手ISP6社のイメージをネットで調査

http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060323/115968/

 まぁ、この手のイメージ調査は大してアテにならない事が殆どなのですが、それにしてもアバウトというか何というか、お前らもっと真面目に回答しろよと言いたくもなりますね。何せ、各プロバイダーのイメージがこれもんですからorz

 ゆっこさん、コメントプリーズ(;´Д`)



 So-netのイメージについては、元記事でも「親会社のソニーのイメージよりもキャラクターのイメージが上回っていた」と論評していますが、これがどの程度異常事態かというと、BIGLOBEのイメージでデジタル所さんが出てくるようなものです。逆に言えば、それだけSo-netソニー色よりもポスペ色の方が濃いという事であり、「ソニータイマー」だの「業界のモルモット」だのいうソニーへの悪評から逃れているという事でもあるのです。実際、私もSo-net接続会員としてソニーを意識する事は殆どありませんし、私自身がソニー信者である事とSo-netを使い続けている事とは完全に独立しています。
 となれば、これからのSo-netが取るべきイメージ戦略は、ソニーグループの一員としてプロバイダー事業に精を出すのではなく、寧ろソニープラザなどのようにソニー本体から完全に切り離してもらう所から始まるというべきです。その上で、So-netの原点であるPostPetに回帰し、イメージ戦略の中心にPostPetを据えるべきでしょう。ソニーブランドよりもPostPetブランドのイメージを強めていった方が、却ってプロバイダーとしてのキャラクターも分かり易くなり、それで初めてソニー本体とのシナジー効果も生まれてくるというものです。
 ところが、現状はPostPet関連のコンテンツが軒並みお座なりになり、一方で有名人ばかり誘致しているブログサービスでは障害ばっかりだというのですから、So-netの戦略は完全にズッコケています。Webメールサービスに女々しくPostPetを残すくらいなら、どうしてブログサービスからオンラインコンテンツまでポスペ一色に出来ないものなんですかね。こういう所で開き直れないから、何時までもユーザーから「クソネット」と揶揄されるのです。
 因みに、デジタル所さんを差し置いてBIGLOBEのトップイメージに君臨したNECですが、この度そのBIGLOBEを切り離す事を決定したそうです。

日本電気BIGLOBE事業を分社化――7月1日に“NECビッグローブ株式会社”を設立

NECビッグローブ株式会社の設立について

http://www.nec.co.jp/press/ja/0603/2801.html

 あーあ、So-netとやるべき事が逆なのにorz