五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

酒造会社も認めたアルコールの有害性

 最後に、アルコールそのものについてのニュースです。

○「酔い覚めても不安定、運転に適さず」 菊正宗酒造

http://symy.jp/?ND7ウェブ魚拓+ウェブ精米)

 要するに、飲酒によって疲労も怒りも蓄積するという事ですね。しかも、体内のアルコール濃度がほぼゼロに低下してからもその状態だというのですから、やはりアルコールは百害あって一利なしという事ですね。菊正宗酒造も、JTと同様に依存性薬物メーカーからの脱却を図るべき時期だという事です。
 ここで、「ほろ酔い程度だったら却って健康にいい」などとほざくバカが後を絶たないので、釘を刺しておきます。アルコールは依存性薬物の一種ですから、摂取すればするほど、アルコールへの耐性も高くなります。つまり、気が付けば「飲み過ぎ」が「適量」になっているものなのです。これは、タバコや大麻、或いは覚醒剤と同様で、常用すればするほど「適量」の閾値が高くなるという、薬物中毒の典型的な初歩段階です。特に、アルコールは日本社会に広く蔓延っていますから、気が付けばアル中になっているというのも実にありふれた話なのです。
 もし、どうしても「適量」を維持したいのであれば、医師による処方の許で飲酒すべきでしょうね。モルヒネなどの危険な薬物も、適正な処方に基づいて利用すれば、実に有益な効果を見せてくれます。世の中には「適正飲酒」などとほざいている藪医者も数多くいる事ですし、エクスキューズを確保するには事欠かない事でしょう。まぁ、微塵でも良心を持つ医師であれば、「適正飲酒などウソである」と諭した後、然るべき禁酒プログラムを提供してくれる事でしょうけどね。