二転三転

　今日は、理由あって新幹線で帰京しています。現在、この原稿を書いているのは西明石駅付近ですが、ここに至るまではすったもんだがありました。昨日の時点では、想像も付かない展開です。

エクスプレス予約の不快な世界

　さて、久し振りの新幹線利用に伴い、今回初めてエクスプレス予約を利用しました。岡山立ち寄り決定と同時に岡山→東京のe特急券を予約してみたのですが、ここで憑かれた大学隠棲氏の「エクスプレス予約の不快な世界へようこそ」という言葉の意味を初めて知る事になったのでした。普段、インターネットから航空機を予約している人間にとって、エクスプレス予約は剰りにも勝手が違いすぎるのです。

久し振りのレールスター

　広島→岡山では、東京まで直通する列車に乗らなくてもいい為、ここは敢えてひかりレールスターを選んでみました。この列車に乗るのは、学生時代に小郡*1→広島で乗って以来、5年ぶりの事です。JALの普通席に比べて桁違いに広い占有空間に、「やはり新幹線は凄い」と感動したものです。
　今回は、ノートパソコン持ちの為、電源コンセント付きの座席を確保しました。そして、現在はPC用の大きなテーブルで原稿を書いているのですが……

*1:現在では駅名が新山口に変わっています。

初めてのN700系

　岡山からは、N700系に乗車しています。700系ではかなり不快だった微細動も目立たなくなり、300km/h走行中でも車内で原稿を書くのがそんなに苦ではありません。スターフライヤーの座席と違って電源コンセントの位置も分かり易く、乗車から2分後にはブロハラ原稿を書き始めている私がいたのでした。東海道区間に入ってからの車体傾斜もいい感じに効いていて、改めてN700系の実力を思い知らされました。
　揺れの現象や座面幅の拡大、車内騒音の静粛化など、新幹線車両として正常進化を遂げているN700系ですが、新神戸駅を発車した付近で、ある重大な問題に気付きました。それは、前席の客にフルリクライニングされるとテーブル上でノートパソコンを開けなくなるという事です。これは、N700系に限った事ではないのでしょうが、前席のリクライニング角度が深くなると、テーブル上にあるノートパソコンのディスプレイと干渉してしまうのです。航空機のテーブルのように、展開してから手前にスライドできるようになっていれば便利なのですが、そういうサービスを求めるなら最初からグリーン車に乗れって事なんでしょうねorz