五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

日本航空の中間決算は大幅減益

 こちらも待ったなしの状況です。

JALグループ 平成19年3月期中間決算(連結)

○JAL、07年3月連結営業益予想を130億円に下方修正

http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20061108/113312/

 営業利益だけに限ってみれば、前期比でほぼ半減するという緊急事態です。国鉄もビックリの度重なる燃油サーチャージ値上げで何とか営業利益を確保したようなもので、実質的には赤字決算と同値であるとすら言えます。しかも、この燃油サーチャージ値上げによる便乗値上げでANAは過去最高益を計上しているというのですから、正に「敵に塩を送る」ようなものです。
 こんな決算が大株主の機嫌を損ねないはずがありません。早速、糸山英太郎センセイが怒っていますヽ(`Д´)ノ ウワァァン

○JAL中間決算発表 西松社長の首はどうなる?

http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2006/1108.html

 私は前々からずっと疑問なのですが、どうして糸山英太郎JALなどという航空会社に固執するんでしょうかね。別に、大株主が経営者に経営改善を要求する事を否定するものではありませんが、航空会社よりも安定して配当が見込める業種など幾らでも存在するのですから、十年一日JALなんか見切って、とっとと全保有株を損切りしてしまうべきでしょう。それによってJALの株価が暴落しようがJALの経営が傾こうが、そんな事は一個人に過ぎない株主が面倒を見るべき事ではありません。
 取り敢えず、糸山英太郎JALの改革を推し進めたいというのであれば、改めて自身のスタンスをハッキリさせる事です。

  • 単に儲けたい
  • 航空会社が空き
  • JALが好き

 これによって、取るべき行動も変われば、求めるべき仲間も変わってくるはずです。立ち位置が不明なままでJALにクレームばかり付けていても、世間の目は「胡散臭い大株主」としか見てくれません。唯でさえ、選挙違反や児童買春などでケチばかり付いているのですから、ここでスタンスを明言する事こそ、糸山英太郎自身の評価を回復させると同時に、JAL復活の基礎ともなり得るのです。