本日のSFJ21便は、1番搭乗口からの出発です。流石に関空線とあっては易々と沖止めにも出来ないのか、スターフライヤーが羽田空港で唯一利用可能なPBBを割り当てています。とはいえ、1番搭乗口は第1ターミナル最南端のA出発口からでも徒歩で5分以上くらい掛かりますから、決して便利とまでは言えないのですが。
出発時刻の10分前に1番搭乗口に向かうと、そこにはまだ改札待ちの行列すら出来ていませんでした。この時点で、10:30のプッシュバックはほぼ絶望的で、関空を12:00に出発する電車やバスに間に合わない危険性が大です。まぁ、所詮航空機のダイヤなんて水物ですから、到着時刻の言い値を信用する事自体が王間違い大間違いというものです。
気を取り直して、マイルレコーダーに搭乗券を読み込ませようとすると……
STAR LINKメンバーズカードの2次元バーコードをかざして下さい。
※搭乗券は不要です。
……???(;´Д`)
搭乗券もなしに、どうやってマイルを付与するのでしょうか。早速、カウンターにいたGHに尋ねてみると、またも斜め上の回答が帰ってきました。
「メンバーズカードさえ翳して頂ければ、後程搭乗記録と照合してマイルを積算致しますので、搭乗券は必要ございません。」
つまり、後から手作業で搭乗記録とマイルレコーダーとを名寄せする訳ですね。
アホか!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━┻
曲がりなりにもSTAR LINKの顧客情報をデータベース上で管理しているのであれば、会員情報と搭乗記録との紐付けなど、ちょっとしたSQLで簡単に出来るはずです。勿論、出発空港においてマイルレコーダーを使うまでもなく、航空券の購入時にSTAR LINKの会員番号を登録できるようにしておけば済む話です。更に言うなら、STAR LINKの会員情報から予約時に氏名や連絡先を登録する事さえ、システムのちょっとしたカスタマイズで出来る話なのです。折角、ANAから予約システムを横流ししてもらっているのですから、最低限ANAマイレージクラブと同等水準のシステムは用意すべきでしょう。