五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

スーパーヅガン

 こんなツカンポ状態で麻雀をやったらさぞかし派手な負け方をするんだろうなぁと思い、代々木の某雀荘オレンジハウスとを梯子してみました。すると、最早ツカンポの神というよりも笑いの神が降臨したようで、何をやってもグダグダの状態でした。

○代々木でのツカンポ

 オーラスを迎え、25,600点持ちの2着目でした。トップは対面の親で47,700点、3着目は上家で22,000点という状況です。手格好が赤2枚持ちの平和でしたが、老頭牌に絡む順子が2組あり、残る両面塔子も六九萬待ちでしたから、断幺九への手変わりを待つのは得策ではないと判断し、ご祝儀狙い且つ親から直撃出来れば美味しいかなぁというリーチを掛けました。
 すると、流局間際になってダンラスの下家がリーチを掛けてきました。これを見て、上家が親の捨て牌をチー。恐らく聴牌取りだけといった感じのチーですが、これによって海底牌が私に流れてきてしまいました。和了れなかったので仕方なくツモ切ると、何と下家がロン。しかも、捨てた牌が裏ドラになって、キッチリ六飜の跳満になってしまい、逆転どころか一気にラス転落です。
 これ、下家がツモっても、親が振り込んだとしても、全然順位は変わりませんでした。しかも、上家はオリ気味だったので、上家からの直撃はほぼあり得ません。リーチを掛けた私からの直撃という、ピンポイントでの着順入れ替えを下家が成功してしまいました。
 こんなのに振り込んでしまうようでは、今日は代々木で打っていてもろくな事は起こりそうにありません。その為、私はとっとと引き上げて、相模大野のオレンジハウスに向かいました。しかし、ここからが本当の悪夢だったのです。

オレンジハウスでのツカンポ

 オレンジハウスに着いてみると、いきなり小四喜が発生していました。大荒れの予感です。
 そして、卓に付いてみれば、南家スタートでなかなかの好形。しかし、最後に両嵌待ち*1が残ってしまい、六索待ちでリーチ。場に四索も八索も多数出ているのを見て、「これは六索も薄い待ちかもなぁ」と思いつつ、一発でツモったのがその六索。
 しかし、何をトチ狂ったのか、私はその六索を普通にツモ切りしてしまいました。慌てて「あー、これツモじゃん」などと叫んでも後の祭り、見事に誤ツモ扱いとなり、和了り放棄の不聴扱い。しかも、私以外の全員が聴牌なので、無駄に不聴罰符を払う事になってしまいました。
 こんな事をしでかして、麻雀の神様が私を見逃してくれるはずもありません。この後は、見事にツカンポの連続でした。そして、私の誤ツモによって最も救われた上家に3連勝を献上し、その内の1回は私の飛びラスでした。
 勿論、この程度では麻雀の神様は私を許す事なく、この後は更に芸術的な飛び方が待っていました。平和・一盃口・赤2の二向聴で絶好の八索引きかと思ったら、私がツモった後に対面の親が上家の切った東をポン。そして、食い上げられた八索を上家がツモ切りし、私に回ってきたツモは北。そのままツモ切ると、何と対面の親がロン。筒子・字牌の余り牌ゼロでの混一色聴牌で、見事に放銃してしまい、そのまま飛び終了です。しかも、この北が下家に流れていれば、下家の北が対子になり、親の待ちが見事に純カラになる格好となっていました。つまり、あのタイミングでの東ポンがなければ、親の和了りも私の飛びもなかったという事です。
 結局、こんな調子がずっと続き、気付いてみれば船木和喜も裸足で逃げ出すような、飛距離・芸術点ともに超高得点の大ジャンプをしてしまいました。そして、所持金があっという間にスッカラカンとなり、そのまま終了です。先週は3万円以上持っていたはずなんですけどねぇ……。
 やはり、和了り逃しをするような人間には、勝ちは与えられないという事です。ミスをした咎は、きちんと購わなければならないんですね。果たして、今日の飛びだけで麻雀の神様が私を許してくれたのかどうかは、些か疑問の残る所でありますが。

*1:三五七や468など、両側に受けのある嵌張塔子の事を言います。筋引っ掛けが発生しやすくなりますが、得てして筋引っ掛けが直ぐにバレるような捨て牌になるものです。