五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

今度はケータイにAMラジオが

 もう、何でもかんでもケータイにしてしまえって話ですね。

○AMラジオを内蔵した世界初の携帯電話,NTTドコモが発表

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050830/220273/

 確かに、AMラジオってのは意外な盲点でしたが、果たして携帯電話でAMラジオを聞こうという向きがどれだけいるんでしょうかね。AMラジオの寿命は、携帯電話の寿命に比べると遥かに長く、地上波テレビのような電波の仕様変更もありません。携帯電話は、長くても2年や3年で大抵の人が買い換えてしまいますが、AMラジオは5年や10年くらい平気で使えます。特に、AM専用のアナログプリセットモデルともなれば、凡そ故障する要素が見付かりません。実際、オーディオコンポで最後まで生き残るのも、大抵はチューナーです。
 まぁ、携帯電話を胸ポケットに入れているような向きにとっては、その携帯電話からイヤホンケーブルだけ引き出せばラジオを聴けるようになるのですから、持ち歩く機械が1つ少なくて済む事になります。しかし、インターネットでの広告費がラジオでの広告費を上回るようになった今日、果たしてAMリスナー層がどれだけ増えていくのか、私には甚だ疑問でなりません。災害時云々という事であれば、バッテリー消耗が激しい携帯電話とセットでは、とても使い物になりません。今でこそ、AMラジオも携帯電話も使うユーザー層はそこそこいるかも知れませんが、将来性は余りないと言ってよいでしょう。
 強いて、AMラジオと携帯電話とのコラボレーションを考えるなら……リスナー投票?(;´Д`)