五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

「適量飲酒」というウソ

 取り敢えず、今日はアルコールネタ2連発です。

○セルフチェック “ほろ酔い”でいられるお酒の量は?

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/selfcheck/417442

 まぁ、アル中が酒を飲む言い訳を必死に考えているという感がアリアリなのですが、そんな努力も、ふとした1行であっさりと吹っ飛びます。

 アルコールは、体にとって有害な物質なので、肝臓はアルコールがあると、それを優先的に分解します。このため、肝臓の他の役割をも考慮すると、日本酒なら一晩にせいぜい2〜3合以内にとどめて、肝臓を休ませた方がよいと、広く考えられているわけです。

 皆さん、唱和しましょう。
 アルコールは、体にとって有害な物質( ゚o゚)
 アルコールは、体にとって有害な物質( ゚o゚)
 アルコールは、体にとって有害な物質( ゚o゚)
 有害だと分かっているんだったら、最初から肝臓に負担を掛けるような事はしない事です。アルコール分解以外にも肝臓の仕事は沢山あるのですから、肝臓に不急不要の負担を強いる飲酒など、百害あって一利なしと言うべきです。
 参考までに、この記事にある計算式で私の「適量」を調べてみましたが、ビールだと1リットル以上にもなってしまう計算でした。こんなに飲んだら、「ほろ酔い」ではなく泥酔であり、下手すると心肺停止でショック死してしまいそうです。要は、この「適量」なんてのはアル中の言い訳に過ぎないのであり、臓器への負担を考える限り、アルコールの「適量」はゼロでしかあり得ないのです。
 まぁ、アレです。アルコールは金蔓ではなく薬物であるって認識を何処まで持てるかですね。最近になって、漸く国家レベルでの禁煙への取り組みが見え始めてきましたが、これが禁酒となると、日本の政策は実にお粗末なものです。いい加減、「税収の為の課税」から「禁酒の為の課税」へと切り替えて欲しいものですね。