五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

田中康夫も推薦した新北九州空港の軍事転用

 新北九州空港ネタでもう1つ。

○【田中康夫の奇っ怪ニッポン】クレヨンしんちゃん顔負けの減らず口

http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=25393

 まぁ、大石英司先生にとっては「お前こそ減らず口だろ」って所なんでしょうが、読むべき部分はここです。

 「国の安全保障は完全に国の義務」と安倍氏は述べます。「安全保障」をハード・パワーと捉えるか、ソフト・パワーと捉えるかの認識の違いを超えて、誰もが否定し得ない発言でしょう。基地の街で生まれ育った首相にとっては、その思いは尚更かも知れません。
 が、であれば沖縄を始めとした既存基地を抱える自治体からの負担軽減を図るべく「分散化」を提唱する一環として、岩国や厚木から、例えば自身の選挙区の対岸に位置する新北九州空港、更には巨額の税金を投じて建設の神戸空港静岡空港への移転も提唱してみたら、どうでしょう。

 いいぞヤッシー!ヽ(`Д´)ノ 続けろヤッシー!ヽ(`Д´)ノ
 まぁ、「無駄空港を米軍基地に転用しろ」なんてのは、何年も前から2ちゃんねるブロゴスフィアではよく聞かれる意見なのですが、それを田中康夫がマスメディアにおいて提唱する事の影響力は、数多の2ちゃんねらーやブロガーのそれを軽く凌駕する事でしょう。ここで、

  • 新北九州空港にも巨額の税金が投じられてるだろ!
  • 空域問題でてんやわんやの神戸空港でどうやって艦載機部隊を受け入れるんだ!

 などと突っ込むのは野暮というもので、取り敢えず「無駄な公共事業を強行した自治体にはキッチリと責任を取らせる」というルールが明確化されるだけでも、新北九州空港に米軍艦載機部隊を受け入れさせるという事には大きな意義がある事でしょう。願わくば、新北九州空港が既成事実化される前に、田中康夫には一刻も早く長野県知事の職を辞して頂き、新北九州空港の軍事転用に全勢力を注いで欲しいものです。
 因みに、新北九州空港が米軍艦載機部隊を受け入れる素養は抜群です。

  • 海上空港で騒音の心配がなく、管制官さえ配置すれば24時間供用可能。
  • 岩国基地からも程近く、訓練空域を新規に確保する必要がない。
  • 周辺空港との空域調整は、新北九州空港として既に決着済み。
  • 関門海峡からの浚渫土砂により、安価で半永久的に拡張可能。
  • 新北九州空港連絡橋が唯一のゲートである為、セキュリティ管理も容易。

 もう、海上空港様々ですね。米軍に使い倒されてこそ、新北九州空港もその真価を発揮するというものです。出来れば、辺野古沖への移設などというバカげた話が進む普天間基地についても、新北九州空港で全面的に引き取って欲しいものです。厚木・岩国・普天間と3基地を一気に返還できるという事であれば、4,000億円とも言われる新北九州空港建設費も有効な投資になりますね。