五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

二択問題の作り方

 今日のAnswer×Answerで、私の投稿した問題が採用されました。

 他にも多数投稿している中で、どうして限りなく嘘問に近い悪問が採用されたのかはナゾですが、取り敢えずセガのクイズセンスが実に残念な水準である事は分かりました。この調子で、次回・次々回と採用されるよう、努力したいものです。
 そんなAnswer×Answerの投稿問題ですが、.NETの仕様上、以下の縛りがあります。

  • 問題文
    • 全角50文字以内
  • 選択肢
    • 全角10文字以内
    • 個数は2つ
    • 画像不可

 という事で、ザ・クイズマン!の2択どっち?状態なのですが、こういう条件で問題を作成しようとすると、大体以下の傾向にまとまる事が分かりました。

1.2つのメジャーな事物のあるパラメータを比較するもの

 この場合、バチカン市国東京ディズニーランドも、それ単体の知名度は非常に高いのですが、いざそこから「面積」というパラメータを拾い出した時、その値が幾つであるかを知っている人は、そんなに多くありません。このパターンの問題では、二者の組み合わせが意外であればあるほど、問題が面白くなります。更に、類題を出しておきます。

 シンガポールといえば典型的な都市国家ですから、一般には「狭い」というイメージがあります。一方、琵琶湖は日本一面積の大きな湖ですから、一般には「広い」というイメージがあります。その両者のイメージを競合させる事に、このパターンの問題の面白さがあるのです。

2.マイナーな事物の名称を2つの紛らわしい選択肢から選ばせる

 この場合、マクドナルド諸島知名度は、さしたる問題ではありません。それよりも、「マクドナルド」と同じくらい有名、かつ、「マクドナルド」と同種のものを連想させる選択肢が必要になります。ここで、どれだけ自然な誤答選択肢を用意できるかが、この問題のミソです。更に類題を出すと、こんな感じです。

  • 【類題2】JRに実在する駅名はどっち?
    1. 上下
    2. 左右

 上下も左右も空間軸ですが、それが駅名になってしまっているという所に、この問題の面白さがあります。問題文と選択肢とを連想困難にしておく事も、またこのパターンの問題における重要なポイントでしょう。

3.勢いで誤答させる

 Answer×Answerのトレーニングや押し合い爆破クイズにおいては、往々にして選択肢だけを見て解答を導き出すという事が行われています。出来損ないの問題だと、それだけで本当に解答がバレてしまうのですが、こういう問題であれば、一応問題文を読ませる事は可能。それでも、一部の慌てん坊は間違えてしまうのですから、クイズも難しいものです。これも、併せて類題を出しておきます。

 まぁ、間違えませんよね(;´Д`)