五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

年賀状

 気が付けば、今年も残すところ2週間となってしまいました。この時期になると、年賀状の作成も立て込むのか、私も父の年賀状作成を手伝いました。というよりも、一から年賀状を作り直しました。何だかんだで、はがき作成であればWordよりも一太郎の方が楽ですからね。どちらも微調整は初心者向きではありませんが。
 さて、他人の年賀状作りに精を出している私ですが、自分自身で発送する年賀状はゼロです。何せ、中学・高校時代の人間であればメールで済ませてしまいますし、大学時代の人間については住所録を全て削除してしまいましたから、年賀状を送る相手ももらう相手もいないんですね。精々、何処かの企業からご用伺いを兼ねた年賀状が来る程度でしょう。
 ここで、「会社の人間とは年賀状の遣り取りをしないのか?」という向きもあるでしょうが、これこそ皆無です。何せ、会社の人間の住所は相互に非公開ですからね。精々、知っているものと言えば携帯電話の番号やメールアドレスくらいのもので、これも同じプロジェクトに携わっている人間同士だけでの話です。流石、IT業界って感じですね。
 今後は、個人情報保護のトレンドに乗って、社員同士がお互いの住所を知らないという企業が増えてくる事でしょう。既に、社員名簿を発行しない企業も多い事ですし、このままでは年賀状という文化そのものも消え去っていくのでしょう。まぁ、郵便屋にとっては貴重な書き入れ時なんでしょうが、西川善文を食わせる為に個人情報を垂れ流しにしたくもありませんからね。
 父も母も、「年賀状なんて、送らなくて済むのならそれが一番いい」と言っています。所詮、年賀状なんてのは

  • 年賀状用紙という資源の無駄
  • 年賀状を書く労力の無駄
  • 年賀状を配達する人的・物的コストの無駄

 という無駄のジェットストリームアタックなのですから、綺麗さっぱりやめてしまった方が世の為人の為でしょう。そういう意味で、IT業界は時代の最先端を行っていると言ってもいいのかも知れません。