五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

JAL・ANAが5月分の特定便割引運賃を設定

 という事で、今日もニュースは1つだけです。

JALグループ、5月ご搭乗分「特便割引」を設定!

http://www.jal.com/ja/press/0000490/490.html

 まぁ、予想通りというか何というか、ゴールデンウィークはスーパー特便割引28がブラックアウトしていますね。しかも、5月8日以降のスーパー特便割引28についても軒並み値上げされていて、ますます前売り21への接近が進んでいます。バースデー割引が残っているからこそ出来る運賃戦略ですね。
 一方、バースデー早割を廃止してしまったANAは、後継運賃の旅割が積極的な運賃設定になっています。

○5月搭乗分の「旅割」・「特割7」・「特割1」運賃および
4〜6月搭乗分の「いっしょにマイル割」運賃を届出

http://www.ana.co.jp/pr/06-0103/06-029.html

 ゴールデンウィーク期間中の設定があるのは勿論、5月8日以降の値上げ幅もスーパー特便割引28に比べると小幅に抑えられています。ゴールデンウィーク期間中の旅割は、設定の有無や運賃が過去に例を見ないダイナミックさで、一覧で見ると目が回りそうです。しかし、特定便割引運賃の真髄は日付毎・便毎のきめ細やかな運賃設定にあるのですから、これでこそ旅割の面目躍如というべきでしょう。
 となると、ここで気になるのはJALの追随対応です。幾らバースデー割引があるとはいえ、鳴り物入りのスーパー特便割引28を塩漬けにするような事はしないでしょうから、今月中にスーパー特便割引28の旅割対抗値下げを仕掛けてくる事でしょう。あとは、単に旅割と同額にするか、バースデー割引に配慮して旅割よりも安く設定するかだけの問題ですね。私は、何となく前者のような気がするのですが。



 ところで、JALにしろANAにしろ、特定便割引運賃の一覧は同時に便数計画の一覧*1でもあるのですが、5月以降の東京羽田=北九州の便名を見てみると……

  • 東京羽田→北九州
    1. JL1821
    2. JL1823
    3. JL1827
    4. JL1829
  • 北九州→東京羽田
    1. JL1820
    2. JL1822
    3. JL1826
    4. JL1830

 開港前から減便かよm9(^Д^)プギャー



【2006-02-27 追記】
 予想通り、JAL・ANAともに対抗値下げです。

JALグループ、2006年5月ご搭乗分「特便割引」を一部値下げ・追加設定

○5月搭乗分「旅割」「特割7」「特割1」を追加届出

http://www.ana.co.jp/pr/06-0103/06-031.html

 ANAの旅割に続いて、JALのスーパー特便割引28もゴールデンウィーク中に目まぐるしい運賃設定が実施されました。ホント、十年一日というか何というか……。
 なお、改訂版のJAL運賃表を見ても、東京羽田=北九州の復便はありませんでした。新北九州空港もうだめぽorz

*1:各便の時刻までは分かりませんが、始発便や最終便であからさまに安い運賃の便があれば、ある程度の時刻は推測が可能です。基本的に、羽田発8時以前または羽田着22時以降の便については、かなり運賃設定が安くなるようですね。