五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

裁判員制度紛糾の悪寒

 こんな所にも、法律と実態との乖離があるようです。

○少年による殺人 市民25%が「成人より重い刑に」

http://www.sankei.co.jp/news/060315/sha068.htm

 まぁ、法律がおかしいというよりは法曹がおかしいって事なんでしょうが、それにしても「少年犯罪は成年犯罪よりも重罰にすべきだ」ってのはどういう市民感情なんですかね。例えば、20歳の人間が殺人を犯せば無期懲役になる所、16歳のガキが殺人を犯せば一発で死刑って事なんですかね。冷静に考えれば考えるほど意味不明なんですが、それでも何となく納得してしまいそうな所に、マスゴミによる少年犯罪のフレームアップが実を結んだと言ってよいでしょう。何だかんだで、私もこの25%に入りそうですからね(;´∀`)
 少年犯罪では疑問符が付きそうな市民輿論ですが、飲酒の末の犯罪に関しては真っ当な判断をしていますね。

 このほか、犯行時に飲酒していたケースについて、市民の17.9%が「刑を重くすべきだ」と考えるのに対し、そう考える裁判官は0.8%。逆に裁判官は、判断力の低下を刑の軽減理由と考えるためか、32.1%が「軽くすべきだ」としている(市民は6.1%)。

 この17.9%の人々には、「原因において自由な行為」の考え方は比較的理解し易い事でしょう。当然ながら、私もこの17.9%に入ります。そりゃそうだ、やってる事はシャブでラリっているのと同じなんですから。