五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

共同住宅の処分でヘマを打った空港周辺整備機構のオッペケペー

 という事で、ここからが本ネタです。

○「騒音難民」漂流の危機 移転先、再び退去迫られる

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200609090049.html

 とっとと出てけ!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━┻
 ……と、涼宮ハルヒ張りに追い出したくなるところですが、冷静に考えれば明らかに整備機構の不手際です。昨日書いた事にも繋がるのですが、公共事業における立ち退き交渉は、先にヘマを打った方の負けなのであって、これは明らかに整備機構の説明不足でしょう。まさか、整備機構の人間が借地借家法を知らないなんて事もあるまいし、売却するならするで、きちんと手順を踏むべきだったでしょう。
 この事件が裁判沙汰になれば、恐らく住民側勝訴の判決が出てきます。何せ、相手は大阪国際空港騒音訴訟を戦い抜いてきた猛者なのですから、ブサヨクバックボーンの存在を考えれば、整備機構の法的瑕疵を突っつく事など朝飯前でしょう。そこへ来て、今回の自殺行為なのですから、開いた口が塞がりません。こういうオッペケペーがいるから、進むべき公共事業も一向に進まないというものです。
 取り敢えず、整備機構から共同住宅を買い取った業者が「事後説明」について善意だったか否かが分からないと何とも言えないのですが、現状では住民側の圧倒的優位は崩せそうにありません。となれば、整備機構や不動産業者が採り得る方法は唯一つ、伊丹空港の騒音という賃貸借契約の前提条件そのものをなくしてしまう事です。平たく言うなら、伊丹空港を廃港しろって事ですね。神戸空港も出来ましたし、関空2期だってそろそろ出来る事ですし、住民側のクレームを逆手に取って国家百年の大計を為す絶好の機会でしょう。
 まぁ、こんな事を言うと「東京=大阪で新幹線に勝てなくなる」などと言い出す人が出てくるんでしょうが、心配の必要はありません。どうせ、N700系が出てきたら伊丹発着便でも新幹線に勝てなくなるんですからね。っていうか、N700系が出てきてもなお航空機を利用するような向きであれば、関空からでも神戸からでも羽田行きを利用しますって(;´∀`)