五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

喫茶店の費用対効果

 何の因果か、新プロジェクトのキックオフから携わる事になってしまいました。プロジェクトの内容は当然ながら禁則事項なのですが、周囲を見回せばベテランの役職者ばかりで、私がユーザー・ベンダー通じての最年少*1である事は間違いありません。しかし、エンドユーザーは私にITコンサル並みの単価を支払っている事でしょうから、本当に胸が痛みますね。
 さて、周りが蒼々たるメンバーばかりになると、プロジェクト進行の習慣も変わってきます。昨日、私が最も吃驚したのは、打ち合わせで市中の喫茶店を平気で利用するという事です。私の金銭感覚からすれば、喫茶店はとても費用対効果に見合わないからです。
 この手の金銭感覚は、人によって様々なのでしょう。例えば、私自身もJAL搭乗時は極力クラスJを利用していますが、これを「たかが座席が違うだけなのに1,000円も払えない」と評する人はままいます。更には、ラピートのスーパーシートともなると、「たかが40分弱の乗車に200円も払うなんてアホか!」という声がかなり多くなってきます。私は、これらの料金は費用対効果に見合うものとして出費していますが、その考え方が決して一般的ではないという事は、私自身もよく理解しています。
 一方、市中の喫茶店となると、私が利用する事は滅多にありません。たかがコーヒー1杯で500円も600円も取られておきながら、それでいて静粛性が全然確保されないのですから、バカバカしいにも程があります。せめて、談話室滝沢くらいに落ち着いた環境が提供されるのなら、まだ所場代でも払おうかという気分になるのですが、駅や空港にある喫茶店で、そこまで落ち着いた環境を提供してくれる所はほぼ皆無です。寧ろ、こんなに喧噪な環境でよく打ち合わせする気になるものだと、私は感心さえしてしまいます。
 まぁ、こればかりは人生経験の問題もあってか、単に私が世間の喫茶店を知らないだけなのかも知れませんね。というよりも、茶店よりも空港のラウンジの方が身近な存在という、非常に歪な人生経験を積んできた事に問題があるのかも知れません。幾ら羽田や関空サクララウンジが五月蝿いとはいえ、世間一般の喫茶店に比べれば遥かに静かですからね。
 真っ当な社会人たるもの、1軒や2軒くらいは「落ち着ける喫茶店」を見付けておくべきなのかも知れません(;´Д`)

*1:正しい漢語文法からすれば、「最少年」が正解なんですけどね。まぁ、「売券機」が何故か「券売機」になっているようなものです。