五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ギャラクシーエアラインズが札幌就航へ

 そんなギャラクシーエアラインズ、便名すら公表できない為体なのに、早々と新千歳空港への就航が決まったようです。

○佐川急便の貨物航空、「羽田―新千歳」来春にも就航

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 これは、来年4月にも就役すると言われているA300-600F*1を利用した深夜貨物便となる予定ですが、早朝・深夜の発着枠を巡って受け入れを渋っていた北海道が方針転換したみたいですね。まぁ、何時までこの会社が続くとも知れない以上、「余っている発着枠ならくれてやろう」くらいの考えなのかも知れませんが。
 しかし、初号機で北九州空港那覇空港、2号機で新千歳空港のみをカバーするという事になると、ギャラクシーエアラインズ恐ろしく機材効率の悪い航空会社という事になりそうです。当然、機材が空いた時間帯を使って更なる路線開拓をという話になるんでしょうが、ここへ来て羽田空港の昼間発着枠を確保しようとしなかった事が裏目に出る結果が待ち構えていそうです。スターフライヤーが何の実績もないのに昼間発着枠を9往復分も押さえたという事を考えれば、ギャラクシーエアラインズとて最低でも1往復分くらいは確保できたはずです。昼間に機材を寝かすか動かすかでは、大きな違いになると思うんですけどね。
 何れにしても、北海道庁の中の人は、今頃日本ユニバーサル航空のトラウマに苛まれている事でしょうね。別に、北海道が悪い訳でもないのですが、この調子ではギャラクシーエアラインズが第二の日本ユニバーサル航空になる危険性が大です。北九州線だけは福岡県や北九州市が死守する事でしょうが、果たして札幌線はどうなる事やら。

*1:要するに、A300-600Rの貨物版と考えておけば間違いないかと。