要するに、横田空域がそこそこ返還されるという事です。
○横田空域、大幅返還へ 週内にも米と合意
http://symy.jp/?r-D（ウェブ魚拓＋ウェブ精米）
これによって、座間NDBに向かって上昇する出発便の高度制限が大幅に緩和されるだけでなく、田浦まで遠回りせずとも直接焼津NDBまで上昇する航路も設定できるようになりますから、西日本方面への出発は大分楽になる事でしょう。相模原市在住の空ヲタからしてみても、ZAMA 7 Dep.*1での出発機が今までよりも近くに見える事になり、実に嬉しい話です。
なお、当然ながら、高度制限が緩和される事に対する地元住民からの反対意見はほぼゼロです。ZAMA 7 Dep.の出発機なんかよりも、厚木基地を発着する米軍機の方が余程五月蝿いですからね。或いは、それ以上に珍走団が五月蝿い地域もあったりなかったりとか。それが、神奈川クオリティ。
因みに、羽田空港への到着機についてですが、これは何だかんだで現状と変わらない可能性が大です。というのも、幾ら横田空域が返還された所で、結局は到着機過多で気が付けば房総沖までベクターされているというケースが頻発するからです。沖展前のようにA/C滑走路とB/D滑走路とで交互に発着を行おうとすれば、今度は地上走行のトラフィックが複雑化して遅延するだけです。やはり、羽田空港混雑の根本的な解決には東京都心上空の開放が必要不可欠といういつもの結論に落ち着くんですね。
そういえば、16L/RのILS設置を妨げている高層建築物って何でしたっけ？(;´Д｀)
