五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

営業運転中のバスに青キップ

 という事で、鉄道の日である事を全面的に無視してこのニュースです。

○市営バス運転中に速度違反の運転手を停職/川崎市

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiioct0710192/

 今まで、回送中のバスが青キップを切られる事はあっても、営業運転中のバスが青キップを切られるような事はないと思っていたのですが、どうもそういう運用ではないようですね。今月に入ってからの摘発ですから、不祥事だらけの神奈川県警としてもノルマに追われていたのではないでしょうし、わざわざ営業運転中のバスを狙った理由が判然としません。どうせ、他にも25km/h以上オーバーしていたような乗用車やトラックは山ほどいたはずなんですけどね。



 抑も、川崎港海底トンネルと言えば、片側2車線で延々と続く高速区間です。

○撮影スポット・データ(川崎港海底トンネル)

http://symy.jp/zBhB(ウェブ精米)


 一般道だからという理由だけで、この区間の制限速度が50km/hに規定されている事自体、道路の実態にそぐわないと言うべきです。少なくとも、車道部については歩行者や軽車両の乗り入れが禁止されているのですから、宇都宮北道路のように制限速度を80km/hに緩和しても問題はないでしょう。もっと言うなら、こんな直線区間で80km/hも出せないヘタレは運転するなって話でもあり、何時までも時代遅れの道路交通法を絶対視する必要はありません。
 別に、スピード違反そのものを推奨するものではありませんが、高速道路の新規建設を抑制したいのであれば、こうした法的に地域高規格道路とは見なされていない「高規格道路」の制限速度緩和も必要でしょう。高速道路がなくても、一般道を80km/h以上で走れるという事であれば、わざわざ高速道路を必要とする人は殆ど出てきません。ネズミ取りによる都道府県警察の姑息な小遣い稼ぎを防ぐ為にも、実態にそぐわない制限速度に対しては「NO!」の声を挙げていくべきなのです。