五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

【おまけ】なんばパークスでのスターフライヤー就航記念イベント

 大阪市内では、こんなものが開催されていました。

○9.14 関空⇔羽田 就航記念イベント開催!

○「黒い飛行機」体験イベントをなんばパークスで開催!

http://www.walkerplus.com/minami/event/news070228.html

 羽田空港でオリジナルエコソープ引換券が配布されていた為、「和歌山方面に行けなかった時の為に……」と取っておいたのが役に立ちました。別に、普段フォームソープしか利用していない私には余り使い途はないのですが。
 さて、会場では実機で使用している座席が展示されていたので、荷物整理がてら着席してみました。直ぐにイベントスタッフが声を掛けてきたので、ここぞとばかりにダメ出し建設的な提案をしておきました。本当は、スターフライヤー社員と直接話をしてみたかったのですが、生憎今日は会場に来る予定がないとの事でしたので、余り今日の提案に対する結果は期待できそうにありません。



 取り敢えず、Let'snote*1プレゼントキャンペーンに応募し、オリジナルエコソープを受け取ると、隣でこんなキャンペーンが告知されているのを見掛けました。

関空アクセスキャンペーン 10月19日(金)スタート!

スターフライヤーに乗ると
なんば−関空
ラピート特急券(片道)が無料に!

 来週からなんですね(´・ω・`)ショボーン
 ……と思ったのも束の間、読んでいく内に色々とツッコミポイントを発見してしまいました。

  • 南海の駅名は「なんば」ではなく「難波」
  • 関空→羽田便搭乗時はキャンペーン対象外
  • 乗車券は自己負担
  • ラピート満席時の取り扱いが不明

 相変わらず中途半端なキャンペーンで、首都圏からの利用者には今一つメリットが感じられません。更に言うなら、関西在住のビジネスマンが多く利用するであろうSFJ29便に至っては、関空到着時点で既に上りラピートの運転が終了しているのですから、お話になりません。これが、関西空港→難波の片道乗車券であれば、少しは使い勝手も違ったのでしょうが。
 一応、今回のキャンペーンには南海電気鉄道も一枚噛んでいるようですが、どうせスターフライヤー利用者にプレゼントするのであれば、片道特急券などとケチな事は言わず、思い切ってラピート得ダネ往復券でもプレゼントすべきでしょう。さもなくば、ラピート得10回数券のバラ支給でも構いませんが、最低限自腹を切らずに大阪市内に到達できるようにしてくれないと、キャンペーンの訴求力が出てきません。

○ラピートがはるかにお得 - 運賃・きっぷ・定期券|南海電鉄

http://www.nankai.co.jp/ticket/toku10/main.html

 或いは、大阪駅前行きリムジンバスの乗車券でもプレゼントしてくれれば、関空発の平均待ち時間がラピートよりも短くて済みますし、SFJ29便搭乗時もその恩恵を受ける事が出来ます。大阪駅前行きが難しいのであれば、せめてOCAT行きリムジンバスの乗車券でもプレゼントしてくれれば、やはり空港アクセスでのハンディキャップを少しは挽回してくれる事になります。
 どうせキャンペーンを実施するのであれば、単に金券類を配るのではなく、その金券類を受け取った旅客がどう行動するのかまでを配慮すべきでしょう。こういう点での配慮が足りないからこそ、スターフライヤーは「デザイナーズエアライン」と揶揄される事になるのです。SFJ71/92便が廃止に追い込まれたのも、こうした戦略不在・思想不在によるものなのでしょう。

*1:スペースが入らないのが正式名称なんだそうです。